忘年会の司会台本|2時間の進行表とセリフ例
結論:忘年会の司会台本は「時刻・セリフ・削れるか」の3列で作る
忘年会の司会を頼まれたら、最初に作るのは挨拶文ではなく、店の終了時刻から逆算した進行表です。席の時間が決まっている店では、終わりを後ろへずらせないからです。
進め方は次の4つです。
- 店の時刻を確認する — 退店時刻、飲み放題のラストオーダー、料理の出る順番
- 区切りを5つに絞る — 開会、乾杯、歓談、余興、締め
- セリフは区切りの入口だけ書く — 全部を読み上げる必要はありません
- 押したときに削る順番を先に決める — 締めは守り、余興から削ります
この記事には、2時間の進行表と、そのまま読める通し台本を載せました。所要時間はどれも目安で、実際の会で計った数字ではありません。
案内ページ・出欠の集計・前日のリマインドは、無料のAttoでまとめて用意できます。
無料でイベントページを作るまず店に確認すること
台本の時刻は、店の都合で決まります。予約の確認の電話で、次の5点をまとめて聞いておくと手戻りがありません。
| 確認すること | 台本への影響 |
|---|---|
| 退店の時刻(延長できるか) | 締めの開始時刻が決まる |
| 飲み放題のラストオーダー | 余興はこれより前に終える |
| 料理の出る順番と時刻 | 余興の開始を料理の合間に置く |
| マイク・プロジェクターの有無 | 人数が多いときの声の届き方が変わる |
| 終了前に声をかけてもらえるか | 司会が時計を見続けなくて済む |
挨拶を誰に頼むかがまだなら、先に忘年会の挨拶の割り当て表で決めておくと、台本の名前が埋まります。
2時間の進行表(着席・開始19時の例)
| 時刻 | 分 | 内容 | 話す人 | 削れるか |
|---|---|---|---|---|
| 18:45 | 15 | 受付・席へ案内 | 幹事 | — |
| 19:00 | 1 | 開会の言葉 | 司会 | 削らない |
| 19:01 | 3 | はじめの挨拶 | 上長 | 短くお願いしておく |
| 19:04 | 2 | 乾杯 | 指名した人 | 削らない |
| 19:06 | 34 | 歓談・食事 | — | 削らない |
| 19:40 | 25 | 余興 | 司会 | 最初に削る |
| 20:05 | 20 | 歓談 | — | 2番目に削る |
| 20:25 | 10 | 表彰や一言 | 指名した人 | 3番目に削る |
| 20:35 | 3 | 締めの挨拶 | 指名した人 | 削らない |
| 20:38 | 1 | 一本締め | 締めの人 | 削らない |
| 20:39 | 3 | 閉会の案内 | 司会 | 削らない |
| 20:42 | 18 | 退店の準備 | — | 予備の時間 |
大事なのは最後の18分です。ここを空けておくと、開始が10分遅れても締めまで届きます。
そのまま読める通し台本
〇〇の部分を入れ替えて使ってください。読むのは区切りの入口だけで、合計しても数分です。
開会
皆さま、お集まりいただきありがとうございます。本日の司会を務めます、〇〇部の〇〇です。これより〇〇部の忘年会を始めます。お料理とお飲み物はお手元にそろいましたでしょうか。
はじめの挨拶
はじめに、〇〇部長よりご挨拶をいただきます。〇〇部長、お願いいたします。
乾杯
続いて乾杯に移ります。乾杯の発声は〇〇さんにお願いします。皆さま、グラスをお持ちください。
歓談へ
ありがとうございました。ここからしばらくご歓談ください。〇時〇分ごろから余興を始めます。
余興の前
皆さま、30秒だけこちらをお願いします。お食事はそのまま続けてください。これから余興のビンゴを始めます。
余興のあと
景品の受け取りはお席のままで大丈夫です。〇時〇分ごろまで、引き続きご歓談ください。
締め
宴もたけなわではございますが、そろそろお時間となりました。締めの挨拶を〇〇さんにお願いします。
閉会の案内
本日はありがとうございました。これにて忘年会を閉会します。お忘れ物のないようにお願いします。お店は〇時までです。二次会に参加される方は、入口の〇〇までお声がけください。
余興の進行そのものは、忘年会の出し物アイデアにビンゴの台本例があります。
押したとき・困ったときの対処
時間が押してから考えると、締めが削られて尻切れで終わります。削る順番は台本に書いておきます。
| 押した分 | 削るもの | そのときの一言 |
|---|---|---|
| 〜10分 | 予備の時間を使う | 何も言わなくて大丈夫です |
| 〜20分 | 余興を短くする(景品の数で区切る) | 「お時間の都合で、ここからは一気に3つ発表します」 |
| 〜30分 | 2回目の歓談を短くする | 「お飲み物の追加は、このあと〇分ほどでお願いします」 |
| 30分超 | 表彰や一言をまとめる | 「皆さまのお名前だけご紹介します」 |
締めの挨拶、一本締め、閉会の案内は最後まで残します。忘れ物と会費の案内が抜けると、翌日の連絡が増えるのは幹事だからです。
反対に時間が余ったら、歓談を延ばすだけで構いません。無理につなごうとしなくて大丈夫です。
時間以外で困りやすい場面は次のとおりです。
| 場面 | やること |
|---|---|
| 歓談中に誰もこちらを見ない | 声を張り続けず、近くの席から順に声をかけて静かになるのを待つ |
| 挨拶が長引いている | 終わった瞬間に「ありがとうございました」と拍手を入れて次へ進む |
| 挨拶役が遅れている | 順番を入れ替える。代わりの人を前もって決めておく |
| ビンゴの機材が動かない | 景品の抽選を紙の番号札に切り替える |
| 飲み過ぎの人がいる | 司会が場で注意せず、幹事か近い席の人に任せる |
前日までのチェックリスト
- 進行表を1枚にして、削る順番も書いた
- 挨拶、乾杯、締めの役を本人に依頼した
- 名前と役職の読み方を確認した
- 店に終了前の声かけを頼んだ
- 余興の道具と景品の数を確かめた
- 時間を見られるものを手元に用意した
- 二次会と会費の案内を確認した
幹事と司会を1人で兼ねるとき
少人数の会では、幹事がそのまま司会をすることもあります。全部を1人で持つと、受付や会計に追われて進行が遅れます。
先に手放すなら受付です。出欠と名簿をAttoのような無料のツールにまとめておくと、受付は別の人に頼みやすくなります。あわせて、次の3つも決めておきます。
- 受付と会費の集金を別の人に頼む
- 余興の進行だけ得意な人に任せる
- 自分の食事は乾杯のあとの歓談で済ませる
全体の段取りは忘年会の幹事がやることリストにまとめています。
よくある質問(FAQ)
Q. 台本は全部読み上げてもいいですか? 読み上げても問題ありません。紙やスマートフォンを手にしたまま話して大丈夫です。区切りの入口の一言だけ、顔を上げて話すと聞いてもらいやすくなります。
Q. 少人数の忘年会でも台本は必要ですか? 10人ほどの会なら、進行表と締めの一言だけで足ります。店の退店時刻と、誰が締めるかは決めておきます。
Q. 時間が余ったらどうしますか? 歓談を延ばします。締めを早く始めても問題はありません。店の時間より早く終わる分には、誰も困りません。
Q. 司会も飲んでいいですか? 会の雰囲気によります。飲むなら余興の進行が終わるまでは控えめにしておくと、締めまで崩れません。
Q. 締めの挨拶は誰に頼めばいいですか? はじめの挨拶をした人の次の立場の人に頼むことが多いです。挨拶の順番と例文は忘年会の挨拶 例文を参考にしてください。